2017年07月06日

ふたたび NARUMI 鱧

ふたたび NARUMI 鱧


「料理とは何ぞや?」と問われて、ある人はこう答えたそうです。
『料理とは、理(ことわり)を料る(はかる)ものである』

この言葉に、とても感銘を受けました。

この素材をどういう風に調理をすれば、より良いものとなるのか…

それは、ぴったりと当てはまって、ぼくに、もっと深い料理の世界を教えてくれたと思っています。



本日の一貫は、ぼくの好きな、今から楽しみな魚です。

『鱧(はも)』

鱧は、とても美味しい魚ですが、骨の多い魚です。
その数は、一本の鱧で、およそ500本になると云われています。
その為に『骨切り』という技術が生まれ、骨切りを持ってしか料理出来ないものと一般的にいわれていました。

更なる世界を求めたのか、より良いものを作りたいとの料理人の欲求か、ぼくには想像するだけですが、京都の高台寺にあったという日本料理店で伝えられた技術。

『鱧の骨抜き』

そこでは、鱧を研究し、ハモの骨の構造を調べ、どういう風に包丁を入れれば鱧の骨を抜くことが出来るのかを伝えていたそうです。

骨を抜くことで生まれた一貫。


『鱧の身と皮のミルフィーユ』

先人の意識に触れる度に、和食の料理人であるということを誇りに思います。

(NARUMIフェイスブックページより)


先日の投稿コメントで、雪ん子さんに説明出来なかった‘どーとかこーとか’の部分です。

これぐらい一度聞いて覚えられるようになりたいものです苦笑。日々勉強。



NARUMI
佐伯市中村東町5-7
0972-24-3911



Posted by よう子 at 10:45│Comments(4)
この記事へのコメント
「納得」♬٩(๑´3`๑)۶
概念の向きを変える♬事も大事ですよね。
勉強になります♬
Posted by 雪ん子雪ん子 at 2017年07月06日 13:13
全部の骨抜きとか大変!
あのジャリジャリって骨切りするのが鱧かと思い込んでたけど
骨抜きの手法もあるんですね。
料理に対する姿勢がすごいね。
Posted by ancoanco at 2017年07月06日 19:01
雪ん子さん♪説明出来てよかったです笑
考え方でいろんな手法があるんですね。日々勉強です。
Posted by よう子よう子 at 2017年07月09日 17:17
ancoさん♪自他ともに認める料理オタクですから笑
これからも周りが驚くような料理、手法を見つけると思いますよ。
Posted by よう子よう子 at 2017年07月09日 17:19
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